分娩方法|鷺沼産婦人科|川崎市の産婦人科・分娩|土曜診療

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分娩方法

分娩方法|鷺沼産婦人科|川崎市の産婦人科・分娩|土曜診療

自然分娩

自然分娩

自然の陣痛を待ち極力医療介入なしでほぼ自力によって行われる分娩スタイルです。
24時間体制で分娩に助産師が付き添います。
陣痛を和らげる環境を整え、お母さんの「産む力」と赤ちゃんの「生まれる力」を最大限発揮できるようサポートいたします。
分娩時には必ず産科婦人科専門医が立ち会います。

無痛分娩

LAソリューションズ指導のもと、経産婦さんを対象に無痛分娩を行っております。また、2025年4月から初産婦さんの無痛分娩も開始いたします。無痛分娩は硬膜外麻酔で行います。「硬膜外麻酔」とは脊柱にある硬膜外腔に細いチューブを挿入し、麻酔薬を投与することで、陣痛の痛みを極力抑える方法です。妊婦さんの安全性を考慮し、基本的には計画分娩で行います。無痛とはいえ、必ずしも全く痛みがないわけではありませんが、痛みを極力抑えることで、痛みが苦手な方や分娩に対し恐怖心を抱く妊婦さんにとっては大変効果的な分娩方法と考えます。硬膜外麻酔は母体および赤ちゃんへの影響が少ないことで知られており、麻酔薬が胎盤を通して赤ちゃんに伝わることもほとんどありません。ご希望の方は診察時院長にご相談ください。

和痛分娩

自然分娩時の痛みの緩和や分娩進行をスムーズにする方法です。陣痛が強くなってきてから「傍頚管ブロックと陰部神経ブロック」を行います。子宮口と膣付近の神経だけをブロックするため、その他の部位の筋肉には全く影響がなく、分娩への障害がありません。
痛みを抑えることで心身がリラックスします。すると、筋肉の緊張がゆるみ、いきみが伝わりやすくなるため、分娩時間の短縮や産後の早期回復につながります。

計画分娩

分娩の日取りをあらかじめ計画的に決め陣痛誘発を行う分娩スタイルです。内診所見や胎児の状況を判断して時期を予測します。通常の分娩では、陣痛が自然に起るのを待ちますが、計画分娩は予定した出産日に人工的に陣痛を起こします。これを分娩誘発といいます。ご希望の方は診察時にご相談ください。

里帰り分娩

当院へ帰省分娩をお考えの方は、一度診察を受けていただいてからのお申し込みとなります。時期については、20週過ぎ(20〜24週)がベストですが、それ以外の方もご相談いただけます。

無痛分娩と和痛分娩の違いは何?

「無痛分娩」と「和痛分娩」は、どちらも出産時の痛みを軽減するための方法ですが、厳密には少し異なります。

痛み

無痛分娩は、麻酔薬により痛みをほぼ完全に消し去ることを目指しますが、和痛分娩は痛みを軽減するにとどまります。

目的

どちらも出産時の痛みを軽減し、産婦の負担を減らすという目的は同じです。

なぜ違いがあるのか

麻酔薬の量: 無痛分娩では、より多くの量の麻酔薬を使用するため、痛みをほぼ感じなくなることが多いです。一方、和痛分娩では、痛みを完全に消し去るのではなく、出産の感覚を残しながら痛みを和らげるため、麻酔薬の量は少なめです。
医療機関の方針: 医療機関によって、麻酔の方法や薬剤、呼び方が異なるため、同じ方法でも異なる呼び方をされることがあります。
どちらを選ぶか迷ったら各方法のメリット・デメリットを医師から詳しく説明してもらいましょう。

分娩時に必要に応じでおこなわれる処置

陣痛促進・誘発

1)何らかの原因で陣痛が弱く、分娩の進行が停止している場合(微弱陣痛)
2)陣痛がくる前に破水(前期破水)し、経過をみても陣痛が発来しない場合
3)予定日を過ぎても陣痛が発来しない場合(胎盤機能が衰える42週前をむかえる前に出産する方が安全といわれているため)
4)母体もしくは胎児に何らかの理由があり、早めに出産する方が安全と判断された場合

 

会陰切開

分娩時、会陰が十分に伸びず会陰部にキズができそうな場合や、出産を急ぐ必要がある場合など、必要に応じて切開を入れます。縫合する糸は溶ける糸を使用しているので原則抜糸はありません。

 

吸引・鉗子分娩

分娩時に母体もしくは胎児が危険な状態になったり、母体疲労が強い場合など急いで赤ちゃんをお母さんの体内から娩出する必要がある場合におこなわれます。

 

帝王切開

産道を通っての分娩が母体もしくは胎児に及ぼすリスクが高いと判断される場合には、帝王切開を行います。

例)

・骨盤位(逆子)
・前回出産時、帝王切開の方
・妊娠高血圧症候群
・胎児機能不全  など

分娩費用(目安)税込

診療内容 対象 入院基本日数 金額
正常分娩 初産婦 入院基本日数6日間 680,000円~
経産婦 入院基本日数5日間 650,000円~
帝王切開 初/経産婦 入院基本日数7日間 760,000円~

上記概算には産科医療補償制度の掛金を含みます。休日・時間外の場合には時間外料金が加算されます(時間帯により8,000円~15,000円)。また、産前入院および医療を行った場合はその費用が加算されます。出産育児一時金の直接支払制度がご利用いただけます。分娩予約金150,000円は、入院費用に充当いたします。
※上記表示料金は分娩基本料金となっております。医療資材・公共料金の値上げなどにより、予告なく料金改定をする場合がございます。
・個室をご希望の場合、差額ベッド料金8,000円(1日あたり)がかかります。

出産に関するよくある質問

薬剤を使わずに出産時の痛みを和らげる方法は?

出産時の痛みを和らげる方法は、いくつかあります。

呼吸法

特定の呼吸法を行うことで、リラックス効果を高め、痛みを軽減することができます。ラマーズ法などが有名です。

アロマセラピー

アロマオイルの香りによってリラックス効果を得る方法です。

音楽療法

好きな音楽を聴くことで、リラックス効果を高めることができます。

温浴

温かいお湯に浸かることで、筋肉の緊張をほぐし、痛みを軽減することができます。

マッサージ

マッサージを受けることで、リラックス効果を高め、痛みを軽減することができます。

イメージトレーニング

気持ちの良い場所をイメージしたり、出産の過程をイメージしたりすることで、リラックス効果を高めることができます。

その他

パートナーのサポート

パートナーに支えられながら出産することで、安心感が得られ、痛みを軽減できる場合があります。

どの方法を選ぶかは、個人の体質や希望によって異なります。

出産後の回復にどのくらいかかる?

出産後の回復には、個人差が大きいですが、一般的には産褥期と呼ばれる、出産後のおよそ6~8週間を目安に、徐々に元の状態に戻っていきます。

産褥期(妊娠を経て赤ちゃんを分娩してからの6週間の期間)に起こること

子宮の収縮

出産後、子宮は元の大きさに戻るために収縮を繰り返します。この収縮に伴い、悪露と呼ばれる出血が続きます。

ホルモンバランスの変化

妊娠中に変化していたホルモンバランスが、出産後に急激に変化します。このため、情緒不安定になったり、体がだるくなったりすることがあります。

体力回復

出産は大きな体力消耗を伴うため、体力回復には時間がかかります。

産褥期の過ごし方

安静

体を休ませ、無理のない範囲で家事をこなしましょう。

栄養バランスの取れた食事

母乳育児をする場合は、特に栄養バランスの良い食事を心がけましょう。

十分な睡眠

睡眠不足は体に大きな負担となるため、赤ちゃんが寝ている間に一緒に寝たり、昼寝をするなど、こまめに休みを取りましょう。

産後ケア

産後ケアを受けることで、体の回復を早めることができます。産後の回復を早めるために産後ケアでは、骨盤の調整やマッサージを受けることで、体の歪みを整え、回復を早めることができます。

水分補給

十分な水分を摂取することで、体の代謝を促し、回復を早めます。

軽い運動

医師の許可が出たら、軽い運動をすることで、血行が良くなり、体の回復を促します。

周囲のサポート

家族や友人、助産師などに相談し、サポートを受けることが大切です。

いつまでかかるの?

産後6~8週間

子宮が元の大きさに戻り、悪露が止まる目安です。

産後3ヶ月~1年

体が完全に妊娠前の状態に戻るまでには、個人差はありますが、3ヶ月~1年程度かかるといわれています。

注意点

無理は禁物

体の回復には個人差があるため、無理せず、自分のペースで生活することが大切です。

異常を感じたら

出血量が多い、高熱が続く、強い痛みがあるなど、異常を感じたら、すぐに医師に相談しましょう。

出産後の身体の変化は?

出産後の身体は、妊娠中とは大きく変化し、様々な症状が現れることがあります。これらの変化は、ホルモンバランスの変化や、出産による身体への負担が原因です。

出産後の主な身体の変化

悪露

子宮内膜や胎盤の残りが排出されるため、数週間、出血が続きます。色は徐々に赤から茶色、ピンク色へと変化していきます。

子宮の収縮

出産後、子宮は元の大きさに戻るために収縮を繰り返します。この収縮に伴い、痛みを感じることもあります。

ホルモンバランスの変化

妊娠中に増加していたホルモンが急激に減少し、情緒不安定や、眠気、だるさ、発汗などを伴うことがあります。

骨盤の緩み

出産により骨盤が緩み、腰痛や恥骨痛を引き起こすことがあります。

お尻の痛み

分娩時に会陰切開や裂傷を縫合した場合、傷口が痛むことがあります。

むくみ

出産後、体内に残った水分が排出されにくくなり、むくみを感じることがあります。

便秘

妊娠中から便秘になりやすかったり、出産後の安静や食事の変化によって便秘になることがあります。

乳房の変化

母乳分泌の準備が整い、乳房が張ったり、痛みを感じたりすることがあります。

産後の過ごし方

安静

体を休ませ、無理のない範囲で家事をこなしましょう。

栄養バランスの取れた食事

母乳育児をする場合は、特に栄養バランスの良い食事を心がけましょう。

十分な睡眠

睡眠不足は体に大きな負担となるため、赤ちゃんが寝ている間に一緒に寝たり、昼寝をするなど、こまめに休みを取りましょう。

産後ケア

産後ケアを受けることで、体の回復を早めることができます。産後の回復を早めるために骨盤の調整やマッサージを受けることで、体の歪みを整え、回復を早めることができます。

水分補給

十分な水分を摂取することで、体の代謝を促し、回復を早めます。

軽い運動

医師の許可が出たら、軽い運動をすることで、血行が良くなり、体の回復を促します。

周囲のサポート

家族や友人、助産師などに相談し、サポートを受けることが大切です。

いつまでかかるの?

産後6~8週間

子宮が元の大きさに戻り、悪露が止まる目安です。

産後3ヶ月~1年

体が完全に妊娠前の状態に戻るまでには、個人差はありますが、3ヶ月~1年程度かかるといわれています。