秋生まれの赤ちゃんが多い季節|妊娠後期に気をつけたいこと|鷺沼産婦人科|川崎市の産婦人科・分娩|土曜診療

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秋生まれの赤ちゃんが多い季節|妊娠後期に気をつけたいこと

秋生まれの赤ちゃんが多い季節|妊娠後期に気をつけたいこと|鷺沼産婦人科|川崎市の産婦人科・分娩|土曜診療

🍁秋生まれの赤ちゃんが多い季節|妊娠後期に気をつけたいこと

こんにちは。川崎市の産婦人科・分娩 鷺沼産婦人科です!

朝晩の風が少しずつ涼しくなり、街路樹の葉も色づき始めましたね。
気温差の激しい季節となってまいりました。皆様はいかがお過ごしでしょうか。
妊娠後期のママさんにとって、秋は体調管理が少し難しい時期でもあります。
今日は「秋生まれの赤ちゃんが多い季節」に合わせて、妊娠後期に気をつけたいポイントをいくつかご紹介します。

🍂秋は出産ラッシュの季節?

 

実は、秋(9月〜11月)は一年の中でも出産が多い季節です。
「秋生まれの赤ちゃん」は、春頃に妊娠がわかる方が多く、比較的過ごしやすい季節にマタニティライフを送れるため、ママにとっても人気の時期なんです。

ただし、秋は朝晩と日中の気温差が大きく、体調を崩しやすいのも特徴。
とくに妊娠後期はお腹が大きくなり、体が重く感じたり、寝づらくなったりと、思っている以上に負担がかかります。
そんな時期だからこそ、「気温」「食事」「冷え」「リラックス」を意識して過ごすことが大切です。

🩵1.冷えに注意!体をあたためる工夫を

朝夕の気温が下がる秋は、妊婦さんにとって“冷え”が大敵。
体が冷えると血流が悪くなり、むくみや腰痛、張りの原因になることもあります。

助産師よりひとこと:

「夜寝るとき、お腹や足元が冷えていませんか?
妊娠中はお腹を締めつけない腹巻きやレッグウォーマーなど、柔らかい素材で“温める工夫”をしてあげてくださいね。」

また、冷たい飲み物ばかりを摂らず、常温や温かいお茶を選ぶのもおすすめです。
ショウガや根菜を使ったお味噌汁など、身体を内側から温める食事を意識しましょう。

🍎2.栄養バランスを意識して、秋の味覚を楽しむ

秋は美味しい食材がたくさん出回る季節。
さつまいも、きのこ、栗、かぼちゃなど、旬の食材には妊婦さんに嬉しい栄養がたっぷりです。

  • 鉄分…レバーやほうれん草、ひじき
  • カルシウム…牛乳、小魚、豆腐
  • 食物繊維…さつまいも、ごぼう、きのこ類

妊娠後期は貧血になりやすい時期でもあります。
バランスよく食べて、必要に応じてサプリメントで補うのも良いでしょう。

助産師よりひとこと:

「つわりの時期が落ち着いて食欲が出てくる方も多いですが、体重の増えすぎには要注意です。
“お腹の赤ちゃんのため”といって食べ過ぎず、腹八分目を意識してくださいね。」

💤3.寝づらい夜は“姿勢とリラックス”がポイント

妊娠後期になると、お腹が大きくなり、寝返りがしにくくなる方が多いです。
そんな時は「シムスの体位」と呼ばれる、左側を下にして横向きで寝る姿勢を試してみてください。
血流がよくなり、お腹の張りが軽く感じられることがあります。

また、夜中に何度も目が覚めてしまう場合は、寝る前に軽くストレッチをしたり、ぬるめのお湯でゆっくり半身浴をしてリラックスするのもおすすめです。

助産師よりひとこと:

「“寝なきゃ”と焦ると余計に眠れなくなってしまいます。
赤ちゃんもママがリラックスしていると安心しますよ。
心地よい音楽をかけながら“眠れなくても休めていれば大丈夫”と思ってみてくださいね。」

👗4.服装のポイント:重ね着で温度調整を

日中はまだ暖かいのに、夕方になると一気に冷え込む…。そんな秋の日は服装選びに悩みますよね。
おすすめは、脱ぎ着しやすい重ね着スタイルです。

  • 薄手のカーディガンやストールを1枚持ち歩く
  • お腹を冷やさないよう、丈の長いトップスを選ぶ
  • 足元は冷えないようにソックスやスニーカーを

助産師よりひとこと:

「お腹まわりを冷やさないようにするだけでも、張りが軽くなったという方が多いです。
体温を“守る”意識を持ってくださいね。」

🌾5.秋の体調変化に注意!

季節の変わり目は、風邪やアレルギー、乾燥にも注意が必要です。
妊娠中は免疫が落ちやすいため、風邪を引くと長引いてしまうこともあります。

  • 外出後のうがい・手洗いを忘れずに
  • 乾燥対策として加湿器やマスクを活用
  • 夜の冷え込みには、布団や毛布を調整して体温キープ

助産師よりひとこと:

「気温が下がると、体を温めようと自然に子宮も収縮しやすくなります。
張りが強い、痛みがあるときは我慢せず、早めにご相談くださいね。」

🤰6.出産が近づいたら、心の準備も大切に

妊娠後期に入ると、いつ陣痛が始まってもおかしくない時期になります。
お産に向けて、少しずつ「心の準備」も進めていきましょう。

  • 出産の流れを再確認しておく
  • 入院バッグを早めに準備
  • ご家族と連絡方法を共有しておく

当院では、無痛分娩をご希望の方にも丁寧にご説明し、
麻酔科医・助産師が連携して安全にサポートしています。
不安なことはどんな些細なことでも、遠慮なくお聞かせくださいね。

助産師よりひとこと:

「出産は“ママと赤ちゃんのチームワーク”。
一人で頑張るのではなく、私たちスタッフが全力で支えますので安心してくださいね。」

🍁まとめ|秋は心と体をゆっくり整える季節

秋は、食べ物も美味しく、空気も澄んでいて、お腹の赤ちゃんとゆっくり向き合うのにぴったりな季節です。
焦らず、無理をせず、自分のペースで過ごすことが何より大切。
季節の変わり目にしっかり体を労わりながら、赤ちゃんとの対面を楽しみに過ごしてくださいね。

🕊️鷺沼産婦人科スタッフから みなさまへ🕊️

当院では、妊娠中の体調管理や出産前のご相談をいつでも承っております。
無痛分娩をご検討中の方や、妊娠後期の過ごし方に不安がある方も、どうぞお気軽にご相談ください。

鷺沼産婦人科は、川崎・鷺沼で長年、地域のママさんたちの出産を見守ってきました。
これからも一人ひとりの出産を丁寧に、温かくサポートいたします。